私が”子育て支援”の活動を始めたのは、第2子がおなかにいるとき。
その子の年齢が、そのまま活動年数になります。
今年で14年。
当時はボランティアという概念もないまま、思い付きで始めたのが、
こんなに長く続いているということに、驚きと、多くの方への感謝でいっぱいになります。
この活動を始めたのは、私が保育園に子どもを預けて働くということで
人生で最大の挫折を味わったから。
安心できる預け先がないと、仕事に専念できない。働けない。
ネットにも、どこにもその情報が無い!
(当時は役所のホームページは今とは違い本当に何も情報が無かった)
じゃあ自分で調べて、同じように子どもの預け先で困っている人に
情報を提供しよう、まだまだ足りない「共に子育てする」人をもっと増やしてほしいと要望を出そう、と始めました。
本当に若いって凄いですね。勢いで突き進みました。
時がたち、保育園は増えましたが、保育士は、足りません。
数はいます。でも、離職する人も多い。
なぜ? みんな、辞めていくの??
日本の未来は子ども達が背負っていく。その子ども達に、最も長い時間親以外で
かかわる保育士さん達は、幸せなのか?笑顔で毎日働いているのか?
自分の人生に責任を持ち、その仕事のプロとして成長していける環境なのか?
「保育士」「キャリア」で検索したら、転職サイトばかり!
そうではなく、今働いている保育士さんに、キャリアを考える機会を増やしてほしいのです。
私たちキャリアコンサルタントの活動領域の一つ、「企業領域」。
私はその中でも、保育園、幼稚園のキャリアコンサルティングに、もっとも力を入れています。
勤務時間内に、定期的な継続セッションを行うことで、保育士さん達が表情がみるみる変わり、それがダイレクトに子どもたちに影響していく。
キャリコンとして、こんなにやりがいのある領域は他にありません。
この機会を得たことは、大変な幸運でした。
助成金「セルフ・キャリアドック制度」も後押ししてくれました。
この制度は1回セッションを行えば、申請できる基準は満たしますが、
私は最低3か月からの継続したセッションをお勧めします。
保育士・幼稚園の先生方が、かつての私のような未熟な母親の不安に寄り添い、共に子どもを育てるプロフェッショナルとして、誇りをもって仕事をしていけるように、支援していきます。
これまでの実績と法人向けキャリアコンサルティングサービスの詳細については★こちら★