福祉・医療・教育業界はサービス業か?

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涼しくなったと思ったのに、また暑い日が続いていますね。
そう簡単に秋にはなってくれないようです。

こんにちは。キャリアコンサルタントの谷口真紀です。

最近話題の働き方改革。医療の世界、学校の教員、介護・保育の世界。
どこも、一生懸命になればなるほど、誠実に、まじめであればあるほど、過重労働になってしまう。

これらの働き方改革がなかなか進まない保育、医療、教育、福祉の世界で共通していることは、

税金が投入されている

ということ。

これが何を意味するのでしょうか。

働く側も、サービスを受ける側も、税金の恩恵を受けた世界である以上、
対等な立場で関わらなくてはいけないということではないかと私は思います。

保育や医療・教育といったサービスを提供はしているけれど、
いわゆる民間の、営利を目的の一つとするサービス業ではないのです。
お客様は神様ではないのです。

働く側が、お客様の要求をすべて飲もうとすると、どんどんエスカレートして
自分の首を絞めることになる。
要求があり、変えることができる部分は前向きに変えていく。
でも、できないことは、できないとはっきりと伝える。

保育の世界では、お客様は小さな子供を持つ親御さん。
親としての在り方もまだまだ未熟。
どこまでが保育士さんの仕事で、どこまで自分が手を出してよいのかも分からない。
加減が分からないから、次々と要求を出してくる。
そして、保育園側がその要求を受け入れ続けていると、小学校に上がるころは見事な
モンスターペアレントの出来上がり!

ここで、私の体験談を。
第1子をゼロ歳から保育園に預け始めたときのことです。
お迎えに行った時に、ちょうど保育士さんがわが子を抱っこし、おむつを替えようとしているときでした。

私は、挨拶をして、ぼーっと保育士さんの行動を見ていました。

その時、保育士さんが一言「お母さん、おむつを替えてください」と。

私は、はっとしました。

ここは保育士さんのテリトリーだから、素人の私が手を出してはいけないと思ってたんです。
保育士はプロだから任せるべきという先入観がありました。

ですが、保育園ではどちらが優位ということはないんですね。
親も一緒になって、子供を育てる場。
この一言は、とても具体的で分かりやすく、当時の私にはとてもありがたかったです。
自分の「考え方」を見直すきっかけになりました。

親も積極的に、保育園に関わっていくことで、子供が育つ環境をより良くしていく。
親として、常に子供のために何がよいか?自分ができることはあるか?という姿勢で
関わっていくと、モンスターペアレントではなく、保育園の応援団になることができると思うんです。
保育園と一緒に、より一体感を持った、納得感の高い子育てができると思います。

この姿勢は、義務教育にステージが移っても変わることはありません。

税金が投入されている業界は、働く人もサービスを受ける側も、一体となって
行動する世界だと思います。

働く側に過度なサービスを要求すると、めぐりめぐって、自分に返ってくる。
逆に、向こうはプロだからということですべてを丸投げして他人事にしてしまうと、
これも自分に返ってくる。

「当事者意識」をもってコトに臨む!

これに尽きますね。

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