自立している人=依存しない人、ではない

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3連休ですね。毎日暑いです。
家の中でも、溶けそうですね。

こんにちは。キャリアコンサルタントの谷口真紀です。

私は幼少期より、親から「女の子も自立を」といって育てられてきました。
そのため、ずっと、誰にも依存しないで生きていける人であろうとしました。

就職し、結婚し、共働き生活を始めたところまではよかったのですが、
出産してから、この「自立を」という言葉が私を苦しめました。

依存してはいけない、頼ってはいけない、自分の力で何とかしなければ。
社会の制度、保育園、民間サービスは使うが、無償の施しや、善意から
差し伸べられる手にすがることは、依存である、と思ってました。

人間一人、夫婦二人だけで到底育てられるわけがなく、どうにもならなくなり、
SOSを発しました。
その結果、多くの方からちょっとしたたくさんの手を差し伸べてもらいました。
子どものためにプライドなんていつのまにかどこかに吹き飛んでました。
たくさんの方の助けを利用するだけ利用させていただき、
気づけば子どもをとりまく網の目のようなネットワークができていました。

その時初めて、自分が地に足がつき自立しているという実感が湧いてきたのです。
自分が、社会の網の目の中の小さな存在でありながら、網の目を構成する一つの
ポジションを担っているという感覚です。
そして、いつの間にか今度は自分が手を差し伸べる側に回ることも出てきました。

あれから約15年。ずっと考えています。
自立って何だろう?

自立している人は、多くの人に上手に依存している。
自立している人は、頼み事上手。
自立している人は、自分が望むことを周囲に伝え応援してもらっている。

そして、自立している人は、多くの人から助けてもらっているけど、流されることは、無い。

誰にも依存しないこと=自立 と思っていたけど、それは、違う。

自分の考えを持ち、人の網の目の中でも流されない”何か”を持っていること。
そして、そういう人は、多くの人が応援したくなる。

私は、頑張っている人を応援するのが好きです。

なんで子育て支援の活動を続けているのだろう?とよく自問自答します。
子育てに一生懸命であろうとするママを、私は応援したいです。
ママ達に、一人で頑張ろうとせず、社会の中の一員であるということを、
伝えたいのです。
そして、上手にいろいろな支援を使って、たくさんの人から応援されるママに
なってほしいです。

今年に入り、あちこちの自治体で、産前産後の家事サポートサービスが始まりました。
市原市はこちら→社会福祉協議会のホームページ

産後は、人に頼ることを学ぶ時期、という話を以前、産後ドゥーラさんから聞きました。

赤ちゃんがいるママは、社会的弱者です。支援がなくては、
生きていけない存在です。でも、社会的弱者であることは、恥でも何でもない。
自立した一人の人間です。
子どもを大事に育てたい。その思いがあれば、たくさんの人があなたの子育て応援団になってくれます。

家族の外にあるネットワークを上手に使って欲しいです。
なぜなら、ママも赤ちゃんも、そのネットワークの中のなくてはならない存在だから。