1年目の保育士・保育教諭の先生方のための新社会人研修フォローアップを実施しました。
春から夏にかけて実施する予定でしたが、コロナによる緊急事態宣言のため、11月に2日間、そして2月にフォローアップ1日間という日程になりました。
この1年は、歴史に残る年でした。今年もたくさんの先生方と面談をさせていただきましたが、特に1年目の先生方にとっては、ただでさえ環境の変化が大きいのに、そこに加えて緊急事態宣言。ストレスを発散する手段もなく、耐え忍ぶことも多かったのではないかと思います。
そんな中でようやく実施できたフォローアップ研修。
先生方が少しでも気持ちが楽になるように、この1年でたまってきた疑問や不安を解消し、自分なりに折り合いをつけて、そして心から保育を楽しむ先生が一人でも増えるようにという私なりの思いをのせて実施しました。
前回11月の時に集めた新人先生の悩み事に、園長先生方に、本音で答えていただきました。新人先生の困り事で多かったものです。
●保護者が保育士で、保育に対して指摘を受けてしまう。
●子どもの姿をどこまで保護者に伝えるべきか
●同じクラスの担任同士でいうことが異なりどう行動していいのかわからない。
●書類が多くて残業が多い。簡素化できないか。または提案をしていくにはどうすればよいのか。
他のもたくさん出てきましたが、園長先生方は本音で社会人としての立ち居振る舞いと、保育の仕事について語っていただきました。
先生たちのこれからが、よりよいものになりますように!
保育園・こども園・幼稚園の先生方への面談、今年度は特に若い先生方のメンタルケアにおいてとても効果があったように思います。
外部の、守秘義務のある人間に、本音で話をするだけでも、ストレスは緩和され、離職を思いとどまることもあります。