【園長先生の知恵袋】算数の目的は?

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先日の台風24号の「塩害」
今頃になって我が家のステンレス製の表札が、まだら状に錆びているのを発見!
慌ててタワシでごしごしこすり、今頃になって、車を洗車して
車底もしっかりと洗ってきました。

塩の影響って、改めて怖いですね。
それほどすごい台風だったんですね。

おはようございます。
キャリアコンサタントの谷口真紀です。

不定期に掲載している【園長先生の知恵袋】シリーズ。
クライアントである先生の許可をいただき、掲載しています。

みなさんは、算数、数学、得意でしたか?
私は比較的得意な方で、特に答えがバチっと出る問題を解くのは、大好きでした。
でも、数学が大嫌い!という人も多いですよね。

なんのために算数って学ぶのか?みなさん一度は考えたことはあると思います。

M園長先生いわく、

見当をつけられるようになる

ためなのだそうです。

そういえば、小学生の息子が分からないという算数の問題を一緒に解いたとき。
お酢1Lの重さは?という問いに対し、息子の出した答えは「9.4kg」

1Lという大きさや、10kgのお米を持った感覚などを覚えていたら、
あれ??なんかおかしい?とすぐに分かります。

正解は、「0.94kg」
よくある小数点の位の計算ミスですね。

これを算数の問題とだけ考えると、実際にありえないことを答えに書いてしまいます。

ただの受験用の問題であれば、「×」減点で終わりです。

ところが、実際の仕事の場合。
一桁違うと、大きな誤差が生まれます。

金融の仕事、製造の仕事、発電所の仕事、医療関係の仕事・・・。

どんな仕事でも、ある程度の「見当」をつけて、ものごとを進めていきます。
この見当を付けることで、
大きなミスを防ぐことにもなりますし、
仕事の大きなブレイクスルーが生まれたりします。

大きい、小さい、長い、短い、重い、軽い

1平方メートルって、どれぐらい?
1ヘクタールって、どんな広さ?
木の周りは何メートル?
大きな木ってどれぐらい太いのかな?
10kgの重さの石を持てるかな?

大人にとってはとっても当たり前のことかもしれませんが、
子ども達にとってはどれも初めての経験。

小学校に上がる前にこの感覚を身に着けていることで、
算数の理解の進みが大きく違うそうです。
また、実体験がある子は、応用が利くのだそうです。

M園長先生の園では、できるだけ子ども一人一人が五感で感じられる経験をすること、
「具体操作」を行うことを、保育士一人一人が意識しています。
2歳までの小規模保育なので、子供たちの記憶には残らないかもしれませんが、
体の細胞は、こういった体験を一つずつ刻んでいくのです。

小学校に上がると、教室に机を並べる「座学」が中心。
就学前のように実体験をする機会はぐんと減ります。
この時期しかできない経験。
保育園や幼稚園では、家庭ではできない「実体験」をさせてもらえることが
大きなメリットですね。