寒い日が続いています。
いつも以上に感染に気を付けながらの保育業務、気づかないうちにストレスはたまっているかもしれませんね。
感染に気をつかいつつ、先日、小規模保育園様で園内研修を実施いたしました。
職員間の連携は大変良いのですが、園長が代わったため、保育理念や保育目標など、保育に携わる職員の思いをくみ取って同じ方向を向きたいという園長先生の願いを形にした研修でした。
私は園長先生と、職員の皆さんが作り上げていく過程のファシリテーターとしてかかわりました。
研修を進めるうちに、キャッチコピーのような保育理念と保育目標はあったのですが、その”解釈”は、やはり一人ひとりがあいまいな状態であることがわかりました。
園長先生の言葉で、一つ一つ丁寧に伝えていくことで、職員の中から「そうそう、今までなんとなく、そんな思いで保育をしてたけど、言葉になると納得する、うんうん」という感想が聞こえてきました。
今までの自分たちの思いは間違っていなかったという思いと、気持ちが通じ合う温かい空気が流れます。
1日かけて全員で1つのビジョンを作り上げていくことができました。チームビジョンは台紙に記入し、休憩室の見えるところに飾っています。
定着率が極めて高い保育園ですが、先生方は、子どもと向き合う時に迷うことはしょっちゅうです。そんな時に、「この園の方針」に立ち返ることで安心することができます。
先生たちは、今までよりいっそう保育士の専門職としての誇りと自覚をもって仕事に取り組めるようになっていくでしょう。
小さな小規模保育園で、こんな先生たちと一緒に子育てが出来たら、親も子もきっと素敵な毎日でしょうね。
園内研修は随時承ります。