先日、雲ひとつないドライブ日和の日に、某県立高校で
就職のためのキャリア講座を実施してきました。
「働く」とは・・・
「やりがい」とは・・・
そんな言葉をちりばめた授業でした。
約120名の生徒たちを前に、外部講師としての講演。
授業を聞いている生徒たちの様子を見ているうちに、
私の言葉が、どう届いているんだろう?
今、この生徒たちはどんな気持ちで私の声を聴いているんだろう?
この生徒たちは、どういう気持ちでこの学校に入学したんだろう?
どんな環境で育ってきた子達なんだろう、と、どんどん興味が湧いてきました。
というのも、この学校へ来る途中の景色を見ながら、澄み渡る青空や
深い緑の中で、心が開放されていくような気分になったからです。
自然が身近で、優しく、時に厳しく、こんな場所で、子ども時代を過ごしてきた
子たちなのかなあと思いながら授業をしてきました。
生徒たちはというと、私がこれはきっと興味を持つな、と思った部分に反応が薄かったり、
意外な部分で食いついてきたり。
この子達が社会に出るまであとわずか。
それまでに、たったの50分の出会いだけど、この子達の
人生の選択に役立つ言葉を届けたい、50分のうちの一言でも、
心に残ってくれたらいいな、という気持ちでした。
この学校は昨年もご縁がありました。来年もあることを祈って。