仕事で保育士さん達の話を聞きながら、ずっと、
どうしても分からなかったことがあります。
それは、改訂された保育所保育指針や幼稚園の指導要領でも強調されている
「先を見据えた関わり」。
具体的にどういうことなんだろう??
子どもの発達に合わせて、次のステージの学びの下地を作っていくこと。
そこはわかるんだけど、具体的にどうしているの?
そのノウハウが詰まった本をとうとう見つけました!
![](http://mscareerlab.com/wp/wp-content/uploads/2018/07/36899959_10156869350030715_877722785080672256_n.jpg)
まだ本屋に置いていないということで、直接翻訳したNPO法人にコンタクトを取り購入!
ワクワクしながら読み進めました。
スウェーデンの就学前教育では、日本の「運動会」や「発表会」は、無いです。
唯一あったのがルシア祭の「サンタルチア」やクリスマスソングの合唱ぐらいでしょうか?
それも特に練習とかせずぶっつけ本番か?という感じ。
みんな揃って歌の練習をしたり、運動をしたり、ということは、ほとんど無いのかな?
カリキュラムはあり、作品も作りますが、「決まったモノを作りましょう」という授業では無く、
ある程度の素材はあるけど、それぞれが思い思いに作りたいものを作っていたように思います。
スウェーデンの就学前教育の先生方が、視察で日本の幼稚園の素晴らしい発表会を見て、
戸惑っていたという話をきいたことがあります。
ちょっと分かる気がします。
どちらが良いか、悪いかということではないと思います。
これが、文化の違いということですね。
個性もあると思いますが、典型的な日本の幼稚園教育を受けた我が家の末っ子は、
スウェーデンの就学前教育を受けた上の子達に比べると、
「先生に言われた以上のことをしてはいけない」という意識が強いように見えます。
工作も、先生より先に進んではいけない、みんな一緒に進まなければいけないと
いう意識が強く、できることも抑えてしまうことが多いです。
とても真面目で、小学校以降も先生の印象も「優等生」。
うーん、これでいいのかな?
アクティブラーニングとか言ってるけど、下地の段階ですでにアクティブじゃない気がしました。
これから日本人の子ども達はほとんどが、保育園から集団生活をスタートする社会が来ます。
幼稚園保育園の就学前教育が、ますます重要になってきます。
遊びの中で「先を見据えた関わり」をしていくその方法は、まだまだ手探りで
それぞれの園で工夫をこらしている状態。
必然的に、経験の浅い先生方の負担になっています。
そんな新人先生でもすぐに使えるノウハウ本が、とうとう日本でも出ました。
置いてくれる本屋を探しているそうです♪
まずは、身近な人から紹介しています。
ご購入はこちらからだそうです↓
http://tectec-ee.wixsite.com/website/contact
直接お会いできる方は、一緒に購入できますので一報くださいね。