保育業界に限らず、採用担当が新入社員にもっとも求めるものは、「素直さ」です。

私は、数多くの中小企業と若者のマッチングに関わってきました。

採用担当者は、スキルがどんなにあっても、ベテランであっても、
「素直さ」がない人は、会社になかなか馴染めないといいます。

素直さとは何でしょうか。
間違った時に「すみません」がすっと出てくる。
「ありがとうございます」が言える。

素直さの中でも、社会人として最も大事なのは、これです↓。

指示されたことを、そのまま実行できる。

「指示されたこと以上のことを自分から主体的に行動する」ことが
社会人として求められますが、それは、まず
「指示されたことをその通り実行する」ことができるようになってからです。

新しい職場に入ると、不思議なこと、無意味に思えることがたくさん見えたりします。
そのたびに質問をしていては、仕事は進みません。
ましてや、「提案」は、まずはその職場で、言われたことを、
基本を一通りできるようになってからです。

不思議に思うこと、疑問に思うことも、まず、体を動かしてやってみる。

それが出来る人が、「素直な人」です。

受け身と思われるかもしれませんが、最初は受け身で良いと思います。
指示されたことを丁寧に実行することです。

それでも気になる疑問点や不安なことは、「相談」という形で
先輩や上司に時間をとってもらって、聞いてみましょう。

自分から「相談があります」と声をかける時は、受け身ではなく、思い切って！

職場内の人に相談しにくいときは、
外部の人間に相談することも、効果があります。

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