M'sキャリアラボ*キャリアコンサルタント 谷口 真紀 オフィシャルサイト

キャリアカウンセリングの流れ

昨年秋の台風災害の時、こんなに大きな経験は人生で今年だけだろうと思ったのもつかの間、半年もたたないうちに、さらに大きなインパクトがやってきましたね。

こんにちは。キャリアコンサルタントの谷口真紀です。

今回の衝撃は新型コロナウィルスというよりも、「全国一斉休校」。
人為的なインパクトです。

全国一斉休校宣言から2日たち、私の中で少しずつ情報と考えの整理ができてきました。
この整理の過程をキャリアカウンセリングの流れにのっとって解説し、

キャリアカウンセリングの流れ

についてご紹介したいと思います。

私のいる市はこの決定の前に2週間の休校が決まっていました。
この時は「感染者が複数出たのでやむを得ない」という気持ちが大きかったのですが、
首相の決定会見は、大きく私の心を乱しました。

何に一番乱されたのか、時間をおいて自分を振り返ってみました。
セフル・キャリアカウンセリングですね。
どの場面が一番印象に残っているのか。

<きっかけとなる出来事>

「課題には政府が責任を持つ」

この発言を聞いた瞬間が、一番印象に残っていました。
この時の私の心の動きは、
「どんな課題が出てくるのか、安倍首相は想像できていない!
という強い思いです。

根拠のない一斉休校にも疑問はありましたが、根拠を明確にするまで待つと
クラスター感染が起こりかねないことは理解できました。
ですが、今、日々の生活をしている子どもがいる家庭の現状のことに思いを巡らせたら、
もう少しやり方、伝え方があったはず。
実際、千葉市をはじめ各自治体の判断で、学校での預かりを実施したりと
現実的な対応を始めています。

根底にある思い

「こんなに大変なのに、分かってもらえない!」
なぜ安倍首相のこの言葉を聞いて、こんな思いが生まれたのか。
「場面」と「感情」を結びつけたのは、根底に過去の自分の経験があるのです。

付随する過去の経験

毎日毎日、時間に追われてゆとりのなさから子どもと楽しく過ごせない自己嫌悪。
分かって欲しかった。夫に、社会に、普通に働いている人達に。
私だって働いてる一人なのに、なんでこんなに大変なの?
20年近く前の、忘れていた、忘れようとしていた気持ちが、根底にありました。

そこからきている、私の大事にしたいこと

価値観、自己概念

「環境の違い・それぞれの事情を持つ人には、配慮をするものだ」

こんな思いがあることに、気づきました。

これは、自分自身が世の中、人、社会を見る視点です。
無意識のうちにこの考えをフィルターにしながら情報を自分に取り入れているので、
安倍首相の会見のあの言葉「課題には責任を持つ」に反応したのです。

こういうフィルターは、誰しも持っています。
情報に自分の色を付けて、解釈をしています。

ここに気づくことで、気持ちの乱れはなくなりました。
と同時に、今回の一斉休校を契機に、地域全体で子どものことを考える
機運が高まっていくことに期待する気持ちが強くなってきました。
モヤモヤは、一つ自分の中で整理がついた状態です。

いくつかの学習支援会社が無料でサービスを提供してくれたり、
地域の助け合いの交流が活性化しているのを見ると、
新しい時代の子育て支援の形を見ることができる一か月になりそうですね!

2日前には、今回の経験は分かってくれないという「悔しい思い」でしたが、
この流れで自分を振り返ることで、「楽しみ・期待する」気持ちが生まれてきました。

意味の出現

というステップになります。

この出現した意味に向かって、行動をすることが、「意味の実現」です。
この一か月で、私も新しいことにチャレンジしてみます。

まずはzoomの有料プラン申し込みをしてみます。

キャリアカウンセリングの目的は、自分ではどうしよもないと思うような経験を、
自分ごととして捉え、新たな意味を見出し、行動を促していく過程でもあります。

個別カウンセリングも対応しております。
3月、新しい年度に向けてモヤモヤをすっきりしたい方は
お気軽にお問い合わせくださいね。

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