3連休もあっという間に終わり。
今日は涼しくて過ごしやすい一日でした。
延期になっていた子どもの体育祭を見に行き、家でたまった家事をした一日。
こんばんは。キャリアコンサルタントの谷口真紀です。
先日、大学の同級生が講演をするとのことで聞きに行きました。
彼は、今や時の人。
輝かしいたくさんの業績で、メディアに引っ張りだこ。
講演は、面白く、かつ、感動もの。
多くの子供たちが目をキラキラさせて聞いていたのをみて
胸が熱くなった。
ウン十年前に同じ場所にいた友達。
今は、全く違う場所にいる。
眩しいなぁと思いながらも、彼の歩んできた道を思う。
いつも明るい道ばかりではなかっただろう。
本人曰く、特別に頭が良いわけでもなく、天賦の才があったわけでもない。
ここまでに至ることができた理由。
それは、続けてきたから。
誰に何を言われようと、自分がやりたいことを突き詰めた。
彼がその研究を始めた当初、誰もその名前を知らなかった。
見向きもされなかった。でも、彼は続けた。
そして、今やその名を知らない人は、たぶん日本にはもういない。
とっても有名になった今も、誰にも見向きもされなかったあの頃も、
彼は何も変わらず、趣味を楽しむかのように仕事をしている。
一緒に仕事をしている仲間は世界中にいて、話を聞く限り、みんな、とても楽しそう。
今日はそんな彼から、若い学生たちへのメッセージの一つを紹介します。
人を尊敬しよう
どんな研究も、どんな仕事も、生半可な努力ではない。
一人一人の膨大な試行錯誤の結果であったり、思いが詰まっている。
軽んじて良い人などどこにもいない。
そんなメッセージでした。
ちょうど、ノーベル賞受賞者の発表の時期。
研究を極めた人は、とても謙虚だ。
それは、多くの人の支えがあって自分の業績があることをよく知っているから。
1つの成果の後ろには、先人たちの積み上げてきた試行錯誤があることを知っているから。
私もこの講演を聞いて、エネルギーをもらいました。
今、私は自分がやりたいことができている。
新しい選択肢が現れた時、常に「それは本当にやりたいことか?」を自分に問うようにしている。
自分の心を信じて、続けよう。