【園長先生の知恵袋】そっ啄(たく)同時

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ようやく涼しくなってレジャーも気持ちよくなってきました。
9月は2回も3連休がありますね。
夏にやりのこしたことを、家族でやってみるのもよいですね。

こんにちは。キャリアコンサルタントの谷口真紀です。

前回に引き続き、元小学校教員の保育園の園長先生のお話です。

啐啄(そったく)同時という言葉をご存知ですか?

ヒナが卵から孵ろうとするとき、中から卵をつつくのですが、
その時、タイミングを合わせて親鶏が外から殻をつつき、
殻が割れてヒナが生まれるのを促すことを言います。

早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ。

子どもが何かを始めたとき、何かに夢中になっているとき。

土を一生懸命こねて泥団子を作っている。
水を足したり、ドロドロすぎるからと今度は土を加えたり。
どうやったらきれいなお団子ができるのか、両手をコネコネ。

大人から見たら遊びでも、子どもは真剣。

声をかけるのが早すぎたら、邪魔されたと感じるかもしれない。
遅すぎたら、泥団子づくりに飽きてしまって次のものに興味が移ってしまうかもしれない。

子ども達の外遊びの時間、先生は、複数の子供たちを一度に見るので
一人の遊びじっくりと付き合うことはあまりありませんが、
子供たちの遊びの様子は、きちんと把握しています。

そして、泥団子が完成したように見えた時、「きれいなお団子だね」と一言声を掛けます。

そうすると、うれしそうな笑顔を見せます。
どうだーー!と誇らしい気持ちも見えてきます。

夢中になったことを、一言、認める言葉をかけるだけ。
子供の心の糧になる言葉をかけます。

これはほんの一例ですが、
子どもの遊びをゆるやかに見守り、タイミングを見計らって
そっと、その時にその子の糧になるであろう言葉や手を差し伸べる。

保育士は、「そっ啄同時」で子供に関わることが仕事です。

家庭でも親御さんが意識してできることなのですが、
仕事としてこれをすることが、保育園の良さですね。


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